腰椎椎間板ヘルニア
医療相談室 Q&A集

-医療相談4-腰椎椎間板ヘルニアの術後、下肢のしびれは良くなったが、痛みが良くならなかったのはなぜですか? 術後、痛みとしびれの改善に乖離が起こる場合、どう考えるべきか、なかなか悩ましい問題です。 相談者:37歳女性 術 […]

続きを読む
腰椎椎間板ヘルニア
医療相談室 Q&A集

-医療相談3- 腰椎椎間板ヘルニアが「小さいのでたいしたことはない」、「強い痛みになるはずはない」と担当医から言われているが、激痛で辛い状態が続いています。ヘルニアが小さいと激痛はおこらないのでしょうか? 60代、男性 […]

続きを読む
腰椎変性疾患
外側型腰椎椎間板ヘルニアの頻度は少ない(約8%)とされてきたが、診断が困難なことが原因。私のシリーズでは22%と決して少なくない。

2020/8/24 更新 1.椎間孔部ヘルニアと外側型ヘルニアの違い 始めに、一般的に使われてきた外側型ヘルニアとここで使われる椎間孔部ヘルニアの用語の違いを説明します。外側型ヘルニアは通常、ヘルニアが椎間孔内にある狭義 […]

続きを読む
腰椎椎間板ヘルニア
MD法を行った腰椎椎間板ヘルニア1359例の発症年齢は高齢化を示した。少子高齢化の影響か、それとも私のデータに限ったことか。

1.腰椎椎間板ヘルニアの発症年齢の高齢化 平成14年12月から令和2年3月までの約17年間にMD法を行った腰椎椎間板ヘルニアは1359例。男性:女性=877:482。 男性が女性の約1.9倍、過去のデータ同様の結果でした […]

続きを読む
腰椎椎間孔部狭窄病変
椎間孔部病変をいかに適切に扱えるかは、腰椎変性疾患を扱う脊椎外科医の重要条件。「椎間孔部病変を制する者は腰椎変性疾患を制する」と言って過言でない。

私は長年、椎間孔部病変の外科治療に取り組んできました。その存在が知られながら、実臨床では謎の多い領域だったからです。脊柱管内病変に目が向いていた時代、腰痛や坐骨神経痛の原因が不明であったり、手術で改善できないfailed […]

続きを読む
腰椎変性疾患
平成14年12月から令和2年3月までの約17年間、私の腰椎変性疾患の手術治療がどう変わってきたか、その概要を説明しました。

1.脊椎手術の歩み 私は脳神経外科手術全般を手がけましたが、その中でも脳動脈瘤などの脳血管障害の手術が多くを占めました。腰椎手術には昭和62年頃に着手し、平成14年12月にMD法を採用するまでに約200例の顕微鏡手術を経 […]

続きを読む
腰椎変性疾患
腰椎椎間孔狭窄症に対してMD法により正中内側から椎間孔拡大術を行い、神経根を除圧したケースの紹介。

1.はじめに 椎間孔部とは、椎間孔と椎間孔外の両方を含む領域を指します。また、椎間孔は内側部と外側部に分けますが、狭窄病変は内側部に限局するもの、外側部に限局するもの、さらに椎間孔全体に及ぶ三つのタイプがあります。今回は […]

続きを読む
腰椎変性疾患
腰椎椎間孔内外狭窄症は加齢と共に増える腰椎変性疾患です。その特徴とMD法による神経根除圧術について解説しました。

椎間孔内と椎間孔外に狭窄病変が存在する、椎間孔内外狭窄症例でも、最小侵襲手術法(minimally invasive surgery:MIS)の一つであるMD法で対応できます。この部位へは後外側アプローチを取り、椎間孔内 […]

続きを読む
腰痛
医療相談室 Q&A集

-医療相談2- 腰痛に悩んでいます。これからの治療についてのご相談。 62歳女性  6、7年前に腰痛が始まり、脊椎専門医から少し脊柱管狭窄があると診断されました。日常的にはそれほど支障がなかったことと手術を勧められなかっ […]

続きを読む
腰椎椎間孔外狭窄症
腰椎椎間孔外狭窄症は医師が疑っても、確定診断にはなかなか至らない疾患です。手術法は医師によって異なるため、患者には戸惑いが起こり易い。

腰椎椎間孔部病変として、椎間板ヘルニアと狭窄症がある。ヘルニアには椎間孔内(外側型)ヘルニアと椎間孔外(超外側型)ヘルニアがあり、狭窄症には椎間孔狭窄症と椎間孔外狭窄症(far-out syndrome)がある。今回は、 […]

続きを読む