正しい理解と適切な治療へ導く道しるべ


腰椎変性疾患の道しるべ

脊椎外科医としての私の北斗七星

患者さんの訴えを信じ、病変だけでなく、その先にある人生を見る。


腰椎変性疾患は、年齢とともに誰にでも起こり得ます。しかし、症状の原因を正しく見極め、状態に合った治療を選ぶことで、歩く力や日常生活を取り戻せる可能性があります。
このサイトでは、脊椎外科医としての経験をもとに、患者さんとご家族が病気を理解し、
納得して治療を選ぶための情報をお伝えします。

症状・病気を知る

腰椎変性疾患の全体像
代表的な症状
受診の目安

診断と治療を知る

検査・診断、
保存治療、
手術を考えるタイミング

身体に優しい手術を知る

MD法の特徴、
適応、
利点と限界

不安や疑問を少しずつ安心へ変えていくために、私が長年の診療で大切にしてきた考え方と経験を、6つの道しるべにまとめました。

腰椎変性疾患の道しるべ              

  腰椎変性疾患の治療を通して私が学んだことは、単に診断力と技術力ではありません。この病気で患者さんの人生がどう変わるかも学ぶことができました。だからこそ私の医療理念・脊椎外科医としての視点を育てることができました。
本セクションでは、患者さんの立場から腰椎変性疾患とどう向き合ったら良いかを解説させていただきます。


腰椎変性疾患の診断と治療                 

腰椎変性疾患は、加齢変化がもとで起こる腰椎の病気です。加齢変化だけなら、全身に進む老化現象の一つに過ぎません。しかし、痛みやしびれを伴うとき、それは腰椎変性疾患という病気です。腰椎変性疾患の診断の難しさは、症状の原因が加齢変化が進んだ腰椎のどこにあるかを検出することにあります。本セクションでは、各種の腰椎変性疾患の診断と治療法について解説させていただきます。

MD法の紹介                      

腰椎変性疾患の手術法は、大きな切開手術から、近年では急速に低侵襲化が進んでいます。私は、顕微鏡下の最小侵襲手術法であるMD法(tubular retractor法)を早期に導入し、適応を拡大し、安全な手術法へ改良してきました。本セクションでは、MD法の手技、利点・欠点、各種の腰椎変性疾患への適用について画像を交えて、解り安く解説させていただきます。

脊椎外科医の戦場                    

FC2ブログ「脊椎外科医の戦場」では、腰椎変性疾患の諸問題を取り上げてきました。手術治療は患者さんにとっていかにあるべきか、この問いが長く私を捉えていたからです。一回の手術で終わらないのが腰椎変性疾患です。この本質と向き合うことから、「患者を見捨てない」、「医療難民を作らない」などの「私の脊椎外科医としての北斗七星」が生まれました。本セクションでは私の理念について解説させていただきます。

高齢者と脊椎手術                     

腰椎変性疾患は、独居老人や老人夫婦二人暮らしの生活を破綻させ、社会問題となっています。健康寿命延伸が叫ばれるなか、腰椎変性疾患は介護が必要となる疾患の代表格となっており、その対策が急がれます。本セクションでは、腰椎変性疾患に生きがいや楽しみを奪われた高齢者が低侵襲脊椎手術で、もとの生活を取り戻すまでを多くの実例を交えて紹介させていただきます。

診療日誌                        

私は77歳ですが、毎週、金沢と札幌を羽田経由で往復しています。この生活は丸6年を迎えます。この間、新型コロナも経験しました。片道8~10時間の移動は決して楽ではありませんが、私の診察・手術を待ってくださる患者さんの存在が私の支えとなっています。本セクションでは、一人の人間として、一人の老人として、そして一人の脊椎外科医として、人生と医療にまつわる思いを綴ります。

体に優しい腰椎MD手術


私は現在も診療を続け、手術室に立っています。
高齢の患者さんであっても、病態を正しく見極め、
身体への負担をできるだけ少なくする治療を考えています。

私は七十七歳になった今も診療を続け、手術室に立っています。

時に人から尋ねられます。

「なぜ、まだ続けるのですか」

同世代の多くは第一線を退き、それぞれの人生を歩んでいます。

私自身も五千例を超える脊椎手術を経験してきました。

それでも私は歩みを止めようとは思いません。

それは名誉や地位のためではありません。

私には今も、未来の一点から目を逸らせない理由があるからです。

連載コーナで、私の物語「序章、第1章ー第6章、終章」をお読みください。

頚椎・胸椎・腰椎の
  椎間板ヘルニア
  脊柱管狭窄症
  椎間孔狭窄症、椎間孔外狭窄症
  変性すべり症、
  分離症、分離すべり症
  後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症
  老年期側弯症
などの診断・治療でお悩みの方は、この相談窓口から入室してコメントしてください。


fc2ブログ「脊椎外科医の戦場」の医療相談室には、今までに大勢の方々から質問が寄せられ、
私なりに精一杯回答してきたつもりです。
そのやりとりをQ&A集としてまとめたものをここに収載します。
きっと、皆さんに役立つ記事に出会えるのではないでしょうか。

腰椎変性疾患総数:4315例

腰椎疾患・術式別件数

ー疾患別ー
椎間板ヘルニア:1472例、脊柱管狭窄証:1465例、椎間孔狭窄症:644例、変性すべり症:561例、
分離症・分離すべり症:152例、他:4例

ー術式別ー
MD法:3453例、マイクロラブ法:204例、インストルメント固定術:459例、マイクロ開窓術:197例
椎弓切除術:2例

頸椎変性疾患総数:623例

頚椎総手術件数 疾患別・術式別

ー疾患別ー
椎間板ヘルニア:94例、頚椎症:247例、脊柱管狭窄症:191例、後縦靭帯骨化症:87例

ー術式別ー
MD法:245例、拡大椎弓形成術:245例、前方除圧固定術:103例、椎弓切除術:16例
椎体置換術:10例、開創椎間孔拡大術:6例

胸椎変性疾患総数:37例

胸椎疾患別症例数

ー疾患別ー
黄色靱帯骨化症:18例、椎間板ヘルニア:3例、後縦靭帯骨化症:2例、他:14例

ー術式別ー
MD法:16例、他:21例

最後までご覧いだだきありがとうございました。

このホームページを通して、腰椎変性疾患の不安が少しでも変わることを願っています。

最後に、私自身ついてご紹介します。

 佐藤 秀次(サトウ シュウジ)

  札幌医科大学卒(昭和49年)
  金沢医科大学脳神経外科 講師
  医療法人社団浅ノ川 
      金沢脳神経外科病院 院長
 (現)医療法人美脳 
      札幌美しが丘脳神経外科病院 顧問

  専門:脊椎・脊髄外科、最小侵襲脊椎手術
  資格:日本脳神経外科学会専門医
     日本脊髄外科学会専門医
     脊椎脊髄外科専門医

  役職:日本医師事務作業補助者協会 顧問

道に迷ったとき、北斗七星はいつも同じ場所で旅人を導いてきました。

このホームページも、腰椎変性疾患で悩む皆様にとって、そのような「道しるべ」であり続けたいと願っています。

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