頚椎・胸椎・腰椎の椎間板ヘルニアや狭窄症、すべり症、靱帯骨化症、分離症、側弯症などの診断や手術治療などでお悩みの方は引き続き、このページでご相談ください。名前はイニシャルとし、実名は避け、都道府県名を入れて次のような形式にしてください。

T.Y. 65歳 男性 石川県
質問内容:

回答まで通常、1~2週間お待ちください。不適切な内容でなければ必ず回答いたします。もし不適切な内容であれば削除します。
それでは、皆様が適切な治療に向かうことができるようお手伝いいたします。

相談内容は、最下段にある「お気軽にコメントして下さい」の空欄に記載してください。

(新)医療相談室” に対して60件のコメントがあります。

  1. K.A. 東京都 より:

    佐藤先生
    ご返信ありがとうございます。
    手術前検査をしてまいりました。

    内視鏡手術から脊椎固定術(後方椎体固定)に変更となった理由について担当医に
    伺ったところ以下の回答を得ました。

    ・髄核のみの摘出術では腰痛が残る可能性が高いため
    ・ヘルニアの大きさや硬さから
    ・症状と本症の重症度から

    また、脊椎固定術(後方椎体固定)は、PLIFとのことでした。
    ケージは、大腿骨の骨密度が 0.577g/㎡ 低かったので、自身の骨は切除せずに
    他人の骨(?)を挿入して、椎間板の部分に充填するそうです。

    手術後に予測される経過については
    ・可動性や柔軟性、運動障害の可能性はあるとのことです。
    ・傷跡は、8cm位残るとのことです。

    固定術はしない方が良いのでしょうか?
    PLIFとは、どのくらい危険な手術なのでしょうか?

    1. K.A.さんへ
       ヘルニア摘出+PLIFを提案されたのですね。おそらく、脊椎外科医の一般的な選択、判断だと思います。ただし8cmくらいの切開ということは低侵襲固定術ではないので、術後の創部痛、出血量などが心配されます。
      手術のリスクについては、脊椎病変の重症度(腰椎変性疾患の場合には、腰椎変性・変形程度、辷り・側彎や脊柱管狭窄の程度・状態、椎間不安定性の程度、ヘルニアや滑膜嚢腫、靭帯骨化などの合併、骨粗鬆症の程度などから総合的に判断する)と術者の技術・経験が関係します。脊椎病変の重症度が高いと熟練した脊椎外科医であってもそれなりのリスクを伴う手術になります。リスクの具体的なものは、馬尾や神経根の障害、インストルメント(椎体間に挿入する移植骨やチタンケージ、スクリュウなど)の脱転(緩みやずれ、逸脱)、感染などであり、これらが手術に係わる重大な合併症です。あなたの画像所見の一部しかみておりませんが、L4/5の椎間板腔は狭小化が進んでいます。どんな椎体間固定を予定されているのかわかりませんが、骨粗鬆症が見られるのであれば尚更椎体間固定に困難をともなう可能性があります。私の見解では、L4/5の椎間板腔が狭小化していることから、これ以上すべる可能性は極めて低いので、現在の症状の原因である脊柱管狭窄症に対する手術のみで良い結果が得られると考えます。あなたの場合は、私の経験では通常ヘルニアを摘出する必要はありません。手術では、できるだけ骨の削りを最少にして腰椎構造を弱めないことが重要になります。そのため私はMD法で最少の骨削除を行い、圧迫受けている馬尾と神経根を除圧します。あなたの場合、PLIFも大変と思いますが、MD法でも楽な手術にはなりません。患者と外科医の両方が強い決意をもって望まなければならない腰椎すべり症ですよ。
      以上、参考になれば幸いです。

      from SHUJI SATO

  2. K.A. より:

    佐藤先生

    ご返信ありがとうございます。
    ご指摘の通り、状態は日々悪化していますので、ストレッチはやめることにします。
    私は、思った以上に重症のようですね。
    手術を決定するのは、3月26日の手術前検診をした後になります。
    その時に詳しく説明されるのではないかと思いますが…。
    手術によって異なる合併症があるとのこと、ちゃんと聞いて病院に返事をします。
    さて、仮に札幌で診察と手術をして頂く場合、退院するまで何日ほど要しますでしょうか?
    私は、東京在住なので、ホテルを予約しなければなりませんから、目安となる日数を教えて頂けますと幸いです。

    1. K.A.さんへ
       ご質問の札幌で手術する場合ですが、手術前日の入院で、7から10日間の入院期間を予定しています。もちろん、経過の良い人ほど早めの退院となります。
      後期高齢者の手術も多いのでこのような入院期間を設定しています。
      もし、札幌で手術を受けられるなら、その前に一度、能美市立病院か札幌美しが丘脳神経外科病院を受診していただき、検査と診察を受けていただくことが必要です。
      それでは3月26日に詳しく説明を受けられて、納得できる選択をしてください。

      from SHUJI SATO

  3. K.A. より:

    佐藤先生
    ご返信ありがとうございます。
    ヘルニアが消失することを期待して、今まで手術を決心しなかったことを深く反省しております。
    症状は日々悪化しているように感じています。
    腰痛体操やストレッチをしていたのですが、今は両膝抱えも出来なくなってしまいました。
    現在通院している病院で、3月26日に手術前検査をして、4月26日に手術の予定です。
    固定術ということしか聞いておりませんので、具体的にどのような手術をするのか分かりませんが、固定術というのは、術後に隣接椎間病変や可動性や柔軟性の制限があると聞きましたが、MD法と比べてリスクが高い手術なのでしょうか?
    もし、佐藤先生に手術をお願いするには、札幌美しが丘脳神経外科病院へ伺えば宜しいのでしょうか?

    1. K.A.さんへ

       あなたの腰椎は、腰痛体操やストレッチなどで改善する段階を過ぎています。やっただけ痛み・しびれが増すだけではないでしょうか。
      さて、腰椎固定術とのみ説明されていて、手術の具体的な説明がないまま手術が決定されていることに少し驚きました。
      手術は確かにあなたのように進行したすべり症をもった患者さんには、最後の救いと思いますので手術を決めたことは良いと思います。しかし、固定術には様々な手術方法があり、手術方法によって異なる合併症があります。手術は、手術に対する期待だけで決めるべきではありません。どんな合併症が起き得るかも、しっかりと理解した上で、たとえ期待はずれの結果に終わっても、まさかこんなことになるとは知らなかった、とならないようにしておかなければなりません。最終的にすべての結果を負うのはあなた自身なので、是非慎重に判断して決定することです。
      先にも回答したように、私はあなたの場合には固定術は不要と判断しています。今回、見せていただいたMRIとXPでは確信をもっての判断にはなりませんが。
      私は石川県の能美市立病院でも毎週月曜に外来診療をやっていますので、もちろん札幌でもよいですが、受診を検討していただければ検討させていただきますよ。
      もし私の手術がご希望であるなら札幌での手術になりますが、お引き受けいたします。
      それではお大事に。

      from SHUJI SATO

  4. K.A. より:

    佐藤先生
    早々にご返信を頂きありがとうございます。
    良くできる病気とのこと、安堵しました。

    「腰椎変性すべり症」の記事を読ませて頂きました。
    私は、ステージ2から3のようです。
    現在は、飲み薬と神経ブロック注射でかろうじて動けますが
    日々、症状が悪化しているのを感じております。

    お言葉に甘えて、画像をお送りさせて頂きました。
    ご多忙のところ大変恐縮ですが、ご助言を頂戴できれば幸いです。

    K.A.

    1. K.A.さんへ

       画像を拝見しました。
      L4/5のすべリ症に椎間板ヘルニアを伴い、脊柱管の狭窄が進んでいるようです。脊柱管全体の構造や狭窄状態は送っていただいたMRI画像のみでは判断できませんが年齢の割に画像所見は進んでいると思います。レントゲン撮影では、L4/5の椎間板は潰れL4とL5の椎体がドッキングした状態ですので、すでに滑りの進行はほぼ停止しているが、脊柱管狭窄が進行するため症状が悪化する段階にあると考えます。
      このような滑り症、脊柱管狭窄の場合には、私はMD法による神経除圧術のみをおこなっており、固定術は不要と考えています。
      ヘルニアは新鮮なものではなく、固くなり摘出が困難になっている可能性があります。この場合、ヘルニアの摘出に固執する必要はありません。神経除圧のみで症状の改善をはかることができます。手術でできることは、圧迫されている神経の圧迫を取り除くことだけであり、手術で神経の障害を治せるわけではありませんので、神経障害が進む前に手術を行うことで術後の良い改善が期待できます。神経障害が進むと、手術をしたとしても神経障害性の痛みやしびれが後遺することになりますのでご注意ください。
      以上、参考になれば幸いです。

      from SHUJI SATO

  5. K.A. より:

    はじめまして。
    私は53歳(女性)です。
    昨年の秋頃から腰痛を感じるようになり、右脚が痺れるようになったため整形外科を受診したところ、MRI画像により「脊柱管狭窄症」と診断されました。
    タリージェ等を処方され、整形外科のリハビリで電気とマッサージを受けていました。
    今年の2月に腰も右脚の痺れも一旦はなくなったのですが、再び腰痛と左脚(特に膝の外側)が激痛となりました。特に朝は立つことも出来ないくらいの激痛で四つ這い移動をせざるを得ない状態です。歩行も困難となり、現在は杖をついて歩いています。
    整形外科にその旨を伝えたところ、面倒みきれないと言われ別の病院の紹介状を渡されました。
    その紹介された病院で検査を受けたところ、「椎間板ヘルニア」と「腰椎すべり症」と診断され、ヘルニアが大きくなっていて線維輪も飛び出しているから、固定術による手術が必要だと言われました。
    そこで、ご相談させて頂きたいのですが、右脚から左脚へ痛みが移動したのは何故でしょう?
    また、整形外科と紹介先の病院で異なる病名が出たのは何故でしょう?
    固定術という手術は、可動性が悪くなり、隣接椎間病変になるようですが、他の手術方法はないのでしょうか?
    差し支えなければ、MRI画像をお送りさせて頂きたいのですが宜しいでしょうか。
    以上、ご返信いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

    1. K.A.さんへ
       辛い症状と不安で大変ですね。良くできる病気ですのでご安心ください。
      では質問に答えますね。
      1.医師によって診断が異なる理由:
       あなたの場合、画像検査で腰椎に「すべり」と「脊柱管狭窄」と「椎間板ヘルニア」の所見を認めたのだと思います。そのため医師はあなたの症状の原因と考えられる診断をこれらの中からピックアップしたのだと思います。どちらの医師も間違いでないですが、適切かというと疑問を感じます。しかし、私はあなたの画像を見ていませんので、あくまでも推測とお断りしておきます。
      2.右脚から左脚に症状が移動した理由:あなたの問題の主因は変性すべり症と思われるので、次の記事を読んでください。すべり症の始まりから最終ステージまでの過程について理解できるはずです。すべり症の進行過程で症状サイドが変わったり、悪化・改善を繰り返すことは普通のこととしてありますよ。
      https://www.spine-drshujisato.com/2020/05/26/lumbar-spondylolisthesis-stage/
      3.手術治療について:すべり症による神経症状は、程度が進んだ場合には手術が必要になります。40代、50代は、固定術が必要になる可能性が高くなりますが、腰椎の状態によっては
      次の記事に書いてあるように小切開のMD法で対応できます。次の記事を読んでみてください。
      https://www.spine-drshujisato.com/2020/07/10/lumbar-spondylolisthesis/

      MRI画像を送ることができるのであれば、札幌美しが丘脳神経外科病院の私宛に送付していただければ、所見と治療について判断しますよ。送る場合には、画像は返却不要としてください。
      それではお大事に。

      from SHUJI SATO

  6. Y.S より:

    佐藤先生 様
    新年、早々に相談を送信致しまして、申し訳ありません。
    昨年の7月下旬に脊柱管狭窄のMD法の手術を受けたY.Sです。
    9月の下旬に術後初めて、受診した際に左足指(特に親指)に針で刺されるようチクチクする痛みが出始めてきている事をお伝えしていました。
    薬の服用はロキソニンと胃薬を服用中で、能美での次回診察予約の3月中頃に向けて様子を見ています。
    手術後、腰の奥からの痛みが軽減されていて、腰を起こしている事(立位、座位)が楽になっていま
    す。
    11月中頃から左足首から足指先までの甲と裏側の痛みと痺れが手術前のように増強してきて、左親指と中指に針て刺されるような痛みが起こる事(立位と座位で)が増えてきています。特に親指の痛みが頻繁に出ています。
    左足先全体の痺れは分厚い靴下を履いている感覚がつよくなり、熱感もあります。
    また、12月に入り現在、左太ももの痛みが外側から太もも前部にかけて痛みが強めになり、続いています。
    椅子に座っていると太もも前部が突然ビリッと痛み出すことがあり、一瞬動き出せない感じになり、急に立ち上がれない事が時々あります。
    また、右太ももにも左と同じような症状も出やすく、右親指が軽く痺れています。

    腰の痛みが軽減されている事が続いていて、起きている事が楽になっていますが足の症状が強めに手始めている為、ご相談を送信いたします。
    メールアドレスの公開は非公開でお願いいたします。

    都内在住、Y.S

    1. 都内在住Y.Sさんへ

       神経根の圧迫による症状が軽減する一方で、L5神経根領域の異常感覚が増強傾向にあるようですね。おそらく
      アロデ二アという問題が生じているのであろうと思います。もしこれであるなら薬物治療でコントロールすることになりますので都合の良いときに能美市立病院への受診を検討してください。それではお大事に。
      TO
      FROM SHUJI SATO

    2. Y.S より:

      佐藤先生 様
      能登半島地震で石川県が大変な中、返信を頂きまして有難うございました。
      昨年の9月に能美市立病院に受診した際に、次回診察を3月に予約していました。
      今回の地震の影響が長期間続く場合、3月に能美市立病院に受診は可能でしょうか。
      一度、能美市立病院にも電話で確認しようと思います。

      1. Y.Sさんへ

        私は幸い、被害を免れました。能登半島を中心に大勢が亡くなり、家を失い、インフラが破壊し尽くされました。自然の脅威を改めて味わっております。
        3月に能美市立病院への受診は可能ですので、電話で予約して受診してくださいね。
        それではお待ちしています。

        from SHUJI SATO

  7. Y.H より:

    佐藤先生

    神奈川県のY.Hです。
    胸椎のMRIを撮った結果、脊髄が少し細い以外には狭窄も骨化もなく、異常はありませんでした。他には腱反射が少し弱い、音叉を当てると鳩尾辺りから下の響き方が上半身より少し弱いとの事でした。
    脊椎には問題がないので脳神経内科を紹介され、来週受診します。
    いろいろと相談させていただいて、ありがとうございました。

    1. Y.Hさん

       胸椎MRIで異常はなかったとのことですので、脳神経内科で原因が解明され、適切な治療が開始されるといいですね。そうなるよう期待しています。

  8. Y.H より:

    佐藤先生

    Y.Hです。
    ご返信ありがとうございました。

    降圧剤を服用されてから毎日血圧を計ってましたがずっと普通でした。若い時から低血圧で、歳を重ねるに従って少し上がって来ましたが健診でも指摘されたことはなかったです。整形外科を受診した時も普通だだったので医師から服薬をやめるように言われ、一時的に上がったのかなと家族とも話してました。
    一昨年辺りから下の血圧が90ぐらいと少し高くなって来ましたが、上は120程度です。

    上肢や顔には全く痺れはありませんが、数日前から両手にごく軽い痺れを感じてます。痺れなのかな?と言う程度で、指先が使えないとかはなく、佐藤先生の問いかけに改めて認識した程度です。

    MRI画像もなく症状をお伝えしているだけで判断材料がない中、佐藤先生に質問して申し訳ありませんでした。お教えいただいた事を念頭に置いて、次回の受診に備えたいと思います。

  9. Y.H より:

    佐藤先生

    Y.Hです。早速のご返信ありがとうございました。

    両足の太ももに痺れが出る前、4〜5日前に顔が酷く浮腫んで、家族の勧めもあり、初めての内科を受診しました。血液検査では異常がなく、その時に2回計った血圧が180と150ぐらいだったため、降圧剤を出されて2日間服用したら急に痺れが出ました。
    以前から血圧は正常なので、痺れは降圧剤のせいなのではと思い、同じ病院の整形外科で診てもらったら脊柱管狭窄症との診断でした。
    1番の症状は太もも(この時は前面だったと思います)の痺れで、その時は強張りも右臀部の痛みもそれほど強くなかったです。痺れは割とすぐに足先まで広がって24時間ずっと続くようになりました。その後立ちっぱなしの状態が長いと強張りが強くなって、すぐに座りたくなりましたが、それも徐々に軽減して痺れだけが24時間続く状態でした。右臀部の痛みはずっとありましたが、それほど苦痛ではなく、腰全体の腰痛はありませんでした。先月、神経絞扼を疑って神経ブロック注射をしてから腰全体に痛みと言うか怠重さが広がった感じがします。ただこれもそんなに辛くはないです。
    最初に狭窄症と診断されてから10ヶ月ぐらいは同じ症状が続きましたが、その後軽減してずいぶん楽になり、歩く速度は少し落ちましたが日常にはそれほど問題なかったので、手術しないでも大丈夫かなと思っておりました。

    その後ずっと続く痺れは下肢全体で何処が強いと言うことはなかったのですが、1ヶ月半ほど前から急に太ももと脹ら脛の後面、足首から先は甲も足裏も痺れが強くて膨らんだような感覚と指先を曲げにくい感覚があります。太ももより脹ら脛、それより足首から先と下に行くほど強い痺れに変わって来たように思います。
    同時に辛いのが強張りで、痺れと絞り上げられるような強い強張り感が一体となってる感覚のため切り離して説明しにくいです。

    足の筋力は最近あまり歩かないので落ちたと思いますが、この夏までは立ち止まることなく犬のお散歩で朝夕2kmずつは歩いていて苦痛ではありませんでした。

    腱反射ですが、久しぶりに膝をハンマーで叩く検査をしたので何が正常なのかをすっかり忘れてましたが、全く反応がなかった訳でもなく、ポンと膝が上がる訳でもなかったと思います。お医者様は左の方が少し反応が強いとは仰ってました。
    排尿障害はなく以前と同じです。

    以上が思い出せる限りの経過です。
    胸椎のMRIは整形外科で25日に撮ってから診察を受けます。その前に臀皮神経のブロック注射をしてくださった脳神経外科とは違う大学病院の脳神経外科も2回目の受診予約を入れてます。こちらは既にMRIを外部施設で撮ってますが、16日にCTとレントゲンを合わせた診断があります。

    手術を覚悟して金属固定しない病院を2院探して予約したのですが、臀皮神経絞扼の可能性も出て来たために更に整形外科を受診することになり、少々困惑しております。

    このような状況ですが、ご教授いただければ幸いです。

    1. Y.Hさんへ
       血圧が上がり、降圧剤を服用した2日後から急にしびれが出現したそうですが、現在は血圧状態と降圧剤の服用はどうしていますか?下肢以外に上肢や手、顔などにしびれはないのでしょうね。今回の情報からも、腰椎変性疾患の可能性は考えにくく、胸椎MRIでも原因疾患が確定されない場合には、脳神経内科的疾患について検討してもらうことが必要と思います。その理由として、下肢のしびれが両側で、発症が急で、その後改善傾向にあったのが、最近再び急に下肢のしびれやこわばりが悪化している経過から、脱髄性疾患などの除外が必要ではないかと考えます。直接診察して、MRI所見を検討しているわけではないので、正確でないかもしれませんが、少なくとも症状経過からは腰椎変性疾患の可能性は否定的と判断されます。以上、参考になれば幸いです。

  10. Y.H より:

    Y.H 68歳 女性 神奈川県

    佐藤先生
    昨日ご相談しましたY.Hです。

    症状が抜けておりましたので追記します。
    2年半ほど前に両足に急な痺れが出た後、太ももの強張りとともに右臀部上の方の一点に痛みがあり、それはずっと続いてます。痛み止めや湿布で対応しなければならないほどの痛みではなく、立ったり曲げたりの動作の時に少し痛みを感じる程度で我慢できます。
    痺れは太ももやふくらはぎより足先の方が強く、指先は曲がるけれど浮腫んでるような感覚です。

    なお、何処にも狭窄はないからと上殿皮神経絞扼を疑って神経ブロック注射をして頂いた大学病院の脳神経外科の時と、殿皮神経をたくさん診て来られた整形外科医の上殿皮神経・中殿皮神経の場所は違いました。
    こちらの整形外科では、膝蓋腱反射の他、金属の棒を床で叩いてから膝の外側と鎖骨の肩に近い部分に当てて痺れ方を調べました。膝より肩の方が少し響く感じでした。

    以上が前回と合わせた今までの経過です。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    1. Y.H 68歳 女性(神奈川県)さん

       2年半前に急に両方の太ももに痺れが出現したとありますが、何か症状発現のきっかけがありましたか?その時に太もものこわばりと右臀部の上方に痛みがあったそうですが、腰痛はなかったのですか?
      しびれは太もも全体でしたか?それとも前面、外側、後面などのどこかに限局していましたか?その後しびれは両足の指先まで広がったようですが、最初にしびれが出現してからどのくらいたってからしびれは広がりましたが?実際に下腿・足のしびれている部分を教えてください。足の筋力は低下していませんか? 下肢の腱反射の亢進や病的反射はどうでしょうか? 排尿障害はどうでしょうか? 診断には、症状の全体像とこの間の進み方に関する正確な情報が必要ですね。今回書いていただいた症状からは、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアでは説明が困難と思いますし、椎間孔狭窄症でもないと思います。また利状筋症候群や臀皮枝神経などの拘扼症候群でもないと思います。神経内科的疾患も含めた検査、検討が必要と思いますが、胸椎MRIも検討しておくべきと思います。なかなか診断が難しそうですね。

  11. Y.H より:

    Y.H 68歳 女性 神奈川県

    佐藤先生
    お忙しいところ申し訳ありません。
    2年半前に急に両方の太ももに痺れを感じ、整形外科を受診しました。画像や甲状腺、血管の脆さと詰まり具合などの検査の結果、2つの椎間板が変形していて脊柱管狭窄症と診断され、タリージェを処方されました。半年後に手術を見据えたミエログラフィー検査をし、そこで脊柱管ではなく椎間孔が狭窄している、金属固定手術になると言われました。

    その後痺れは両足の指先まで広がり、太ももに強張りもあり、半年ほど服用したお薬の効果は感じられないのに顔が浮腫んで辛かったため、担当医の許可を得てお薬をやめました。
    痺れは24時間ずっとあり、以前よりは遅くなったけど長い距離も歩けてました。
    ところが3ヶ月ほど前から痺れと強張りが酷くなって歩くのも段々辛くなって来たのですが、9月に入ってそれが酷くなり日常生活にも支障が出るようになりました。寝ている時は痺れだけで、起き上がるとその痺れが酷くなり、特に太ももとふくらはぎが絞り上げられるような痛みが出て、座っていても立ってても、ましてや歩くのは大変辛くなりました。

    手術を覚悟したのですが、どうしても固定手術を避けたくて、殆どの場合固定しない手術をされてる脳神経外科を探して受診しました。
    MRIの画像では脊柱管も椎間孔も狭窄してない、もしかしたら上殿皮神経絞扼かもと神経ブロック注射をし、すぐに歩くのが少し楽になりましたが、翌日には戻ってしまいました。
    初めて聞く病名だったのと、この病院が遠かったのでいろいろ調べたら、もっと近い所にたくさん症例を診て手術されてるお医者様の事を知り、先日受診しました。
    こちらでも腰椎のMRI画像では何処にも狭窄はなく、症状から診て殿皮神経絞扼でもない。あとは胸椎の狭窄が考えられるかと胸椎のMRIを撮ることになりました。ただ、こちらも何でもなければ少し難しくなると言われました。

    立ってるのも歩くのも辛いため、あまり外に出なくなったから体力筋力が落ちたようです。

    LDLコレステロール低く、HDLコレステロールは高い、血圧は正常(一昨年辺りから下の血圧が少し高い)、飲酒、喫煙なしでかなり痩せてる以外は健診で問題なしです。

    長文で申し訳ありませんが、私のような症状で考えられる病気はありますでしょうか? 

  12. T.I より:

    去年6月に佐藤先生に手術して頂きました。
    4月頃より両足膝頭から脛内側のしびれ感と灼熱感また足裏の指付根のもちを踏んだような
    違和感が強くなってきました。特に左側が強いです。最近では内股にも時々しびれを感じます。
    以前先生が馬尾症状が出ていると話していましたが、過去に固定した隣接椎間でのヘルニアか
    脊柱管の狭窄が原因なのでしょうか。
    症状がしだいに強くなるので不安です。ご見解のほどよろしくお願いいたします。

    1. T.1.さんへ

       術前は、左に強い両側の大腿から下腿内側のしびれ感と下腿外側から足背母趾、足底のしびれ感でした。術後、昨年の10月28日に受診時には、両下腿内側にしびれ感が残るまでに改善されていました。そして、今回、下腿内側のしびれ感の増強に加えて灼熱感が出現し、鼠径部にもしびれが出現してきたようですが、神経学的にはL4神経根の問題が疑われます。L3/4の脊柱管内ですと馬尾レベルの症状ということになりますので、強い痛みはなくて良いと思います。L3/4にはL4/5の固定隣接椎間の問題として、狭窄性変化が起こっており、黄色靱帯にも骨化が見られますので、これらが原因になり得るか、再検討が必要と思います。再受診を検討してくれませんか。まずは診断をつけたいと思います。それではお大事に。

      from SATO

  13. M.T. より:

    早速のご返事ありがとうございます。決まりましたら予約をしたいと思います。

  14. M.T. より:

    佐藤先生

    札幌の病院の間違えでした。

            M.T.

    1. M.T.さんへ

       それは大変ですね。札幌の方への受診につきましては、病院の代表電話:011-558-2200で予約してください。一度の受診で診断し、治療方針をお伝えできると思います。それではご検討ください。

  15. M.T. より:

    佐藤先生

    以前弟(剣道をしている)のことでご相談申し上げたM.T.です。
    その後症状は改善せず一昨日歩くことも困難なくらいの状態に
    なりました。本人ももう手術を考えないといけないかもと思うようになっているようです。

    能美市立病院で佐藤先生に診察していただくにはまずどうしたらよろしいでしょう?

    すぐに行けるわけではないのですが、予約のようなことはできますか?

    病院に電話をしてお聞きするのが良いようでしたらそうします。

                         M.T.

  16. Y.S. より:

    佐藤先生 様
    先日は能美市立病院での検査と診察をして頂きまして、有難うございました。
    今回の検査の結果と先生からの説明をもとに現在の症状を改めて確認してみました。
    腰痛は腰の中央付近奥から重苦しい痛みが下へ向けてとお伝えしていましたが、腰を起こしていると中央付近でも少し上の方から痛みが出ていてL3.4からの痛みから下の方へ広がっていると気が付きました。
    腰痛と左足先への痺れも強い為、日常生活に支障が出てしまい、少しでも良い状態となることに希望を持ち、MD法による手術を受けたいと思います。
    家族(娘、父母)にも説明しました。
    平成28年12月のMD法に続き、佐藤先生の手術を希望させて頂きたく、宜しくお願い致します。

  17. Y.S. より:

    早速、丁寧なご回答をして頂きまして、有難うございました。
    佐藤先生の外来受診を検討します。
    Y.S

    1. Y.S.さんへ

       受診の際は、どちらの病院もそうですが電話で予約を取ってくださいね。MRIなどの検査を受診日に行うためです。どちらの病院もMRIは混んでいますので。それではお待ちしています。

  18. Y.S. より:

    以前(約7年前)、佐藤先生に金沢脳神経外科で腰椎のMD法の手術を受けた者です。
    お世話になりました。
    私は過去に金沢脳神経外科での腰椎のMD法を含め計4回(腰椎L4、5番付近)しの腰椎の手術を受けていました。
    初めは腰椎のヘルニア摘出術(約30年前)で、その後、今から23年前にL4、5の軟性固定術をし、その14年後に新しくL4、5の固定術(外側固定の他に傷んだ椎間板を取り中に人工骨を入れたケージを挟む)をしました。
    2回目の固定術の後に座骨神経痛と強い腰痛が続いた為に、佐藤先生にブログ内相談室にて相談し、今から七年前に金沢脳神経外科にてL5の下付近の椎間孔を広げるMD法にて神経の通りを良くして頂き、少ししてから腰痛はかなり減少しました。座骨神経痛は続いていた為、東京の・・・・クリニックにて月.1から2回のブロック治療を受診しています。おかげさまでMD法の手術後1年経ったあたりから腰痛は楽になりました。
    最近、3か月前からL4、5付近から下にかけての強い腰痛が出現し、立位でも坐位でも腰を起こした状態になると奥からの重苦しい腰痛が強まると共に左足外側(太もも外側から足先全体まで)への下肢痛と足先全体の痺れが強まります。
    左の足先の痺れは1年前位から強くなら、厚い靴下を履いているような感じが続いていました。
    下肢痛は以前から続いていましたので、ペインクリニックで治療も続けていました。
    現在は起きている(腰を起こした状態)と奥からの重苦しい腰痛がとても強くなり、左足外側から足先までの傷みと痺れも伴い、起きていることが辛い状態です。
    ペインクリニックでもブロック注射と投薬で対応していますが今の症状にはあまり効きません。
    立位でも坐位でも腰を起こしていて、腰の傷みが強くなると横になっても暫くは強い傷みはなかなか引かないので、我慢しにくい状態です。
    以前、MD法を受けるまであった腰の傷みに似ています。
    椅子に座って食事をするのも辛い状態です。
    今は腰についての傷み痺れは・・・・病院のペインクリニックのみ受診していますが、この他には相談できるところがなく、佐藤先生に相談したいと思い、この相談室にメールしました。
    よろしくお願いいたします。

    Y.S 、52歳 東京都

    1. Y.S.さんへ

       お久しぶりです。手術は平成28年12月9日でしたね。手術は、L4/5の固定隣接椎間である左側L5/S1の椎間孔狭窄症に対してMD法による椎間孔拡大術を施行しています。最近、左下肢に同じような痛みと感覚障害が出現しているとのことですが、現在の症状からは同じ部位の再発が疑われます。その根拠は、現在の症状からはL5神経根症によるものと考えられ、原因部位としてはL4/5脊柱管内かL5/S1の椎間孔内かということになります。L4/5は固定が完成していたと思いますので、ここでL5神経根症が起こることはありませんので、責任部位はL5/S1の椎間孔となります。L4/5で固定されているため、負担がL5/S1に集中的に加わるための再発でしょう。正確な診断は、診察と画像検査で行う必要があります。他に相談できるところがないそうですので、私の外来受診を検討してみてください。私は、すでに金沢脳神経外科を辞めていますので、能美市立病院か札幌美しが丘脳神経外科病院への受診となります。

  19. ニノミヤクニミ より:

    佐藤先生K.Nです。
    早々のご回答 有難う御座いました。何時も分かりやすいお返事感謝します。少しづつですが諦めないで
    頑張って見ます。

  20. K.N. より:

    佐藤先生 K.Nです。
    先日はご丁寧なご回答有り難うございました。現在手術後丸5ヵ月が過ぎました。症状に少々変化が出て来ました。寝ている時は脚の痛みはありませんししびれも軽くなりますが暫く歩いたり座位で少々痛みます。
    それと、両足のしびれは以前より強くなり右足の踵も痛みが有ります。
    又、以前には無かったお尻周り、ふともも裏にも、しびれと言うか、鈍麻が何時も有るようになりました。先生が術後6ヶ月位までは回復が期待出来ると言われたのでそのつもりですが、何か、違う所に原因が有るのか不安になっています。これは良くなって行く過程でしょうか?
    尚 脚の痛みはトリガーポイント注射で楽になって来ています。

    1. KNさんへ
       術後の神経症状の改善・回復について、一般的なことは以前に説明した通りですが、個人差があることも事実です。また神経障害が進んでいる場合には、一直線に右肩上がりに改善が進むわけでなく、途中、軽かったり、強かったり、一定の振幅を繰返しながら、徐々に改善が進むのが普通です。神経障害性疼痛やしびれが最終的にどこまで改善するかは、術後半年くらい経つと、おおよその見当がつけられます。もし、半年過ぎても痛みやしびれが続く場合には、神経根が痛みやしびれを出しやすい状態に変質したと理解しなければなりません。つまり、椎間孔狭窄症による神経根の障害が後遺症として残ったということになります。この段階では、慢性痛としての薬物治療が必要になります。現在、新たな症状がでているようですが、全体的に見て、術前と比べて痛み・しびれ・歩行状態などは改善していませんか?何か新たな腰椎の問題があるかは、症状と画像検査から慎重に判断する必要がありますが、右足の踵の痛みはL5神経根性の疼痛とは考えにくく、踵骨や足底筋膜や腱などの痛みの可能性がないか、主治医に検討していただくと良いでしょう。

  21. 積田まりこ より:

    佐藤先生

    ご回答本当にありがとうございます。
    丁寧にかつ詳細に教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
    私は素人ですし、先生の本を読ませていただいたとはいえ良くわからず、先生に直接診てもらうことも遠方にいらっしゃることを考えるとなかなか難しいことでした。
    ブログの相談室でこんなに丁寧に教えていただけるとは最初は正直思っていませんでしたが、こんなに詳しく分かりやすく説明してもらえて安心いたしました。

    先生のアドバイスを本人に伝えさせていただきます。

    先生も札幌で長く、辛い思いをされている患者さんを
    医療で救うお仕事をお元気でされることを願っております。

    ありがとうございました。

                    M.T.

  22. M.T. より:

    佐藤先生

    さっそく見ていただきありがとうございました。

    症状についてお知らせします。
    ①しばらく立っていると右側の臀部~大腿骨側、下腿外側、あしの甲外側に重だるい、固まるような痛みが出る。
    ②しばらく歩行すると①の症状に加えて左大腿の皮膚表面の感覚が無くなるような痺れ感が出る。

    *①②は飲酒後は症状が強くなるようです。

    ③仰向けに寝て立て膝にして、腰を上げ下げするとゴクゴクと腰椎がズレるような音がする。
    この症状は2020年ひどいぎっくり腰になった後から続いています。

    ①②③の症状があるときも剣道の稽古のときは気にせず稽古できています。

    坐骨神経痛に関しては現在内科で処方してもらったタリージェ、肩の痛みがあるためセレコックスを服用しています。

    弟本人は痛みや違和感がでなくなれば剣道の稽古に支障がなくなるのでいまの時点で手術を検討するのは早いと思っているようです。が、長年出ている痛みを考えると、この症状が良くなる(手術で)のであれば早めに手術した方が良いのでは?と思ってしまいます。

    本人が一番怖がっているのはやはり手術をすることで剣道ができなくなると人生を楽しむことができなくなるという不安だそうです。

    弟と私の意見が違っていながらご相談するのは心苦しいですが、先生はどう思われますか?

    何度もご相談申し上げ、そのたびに丁寧にご回答いただき本当にありがとうございます。

                 M.T.

    1. M.T.さんへ

       症状からは右に強いL5神経根症によるもので、L5/S1の分離すべり症に伴う椎間孔狭窄が原因と考えられます。画像は4年以上前のものになりますが、基本的な所見は変わっていないように思われます。手術適応についてですが、弟さんの現状からは、手術を急ぐ必要はないと思われます。その理由は、痛みはあっても生活上の支障が少なく、剣道さえできている状態であることと、おそらく神経機能障害はないか、あってもまだ軽微と考えられるからです。同じような症状で4年くらい経過してきていることは(多少、痛みの増強はあってもですが)、分離スベり部の安定性が比較的良く保たれているためと思われます。今後もし、L5神経根障害が進み、下腿外側や足背、足底に痛みいやしびれが持続するようになったり、足関節を上に反らす(背屈)力が落ちてくるようであれば手術を検討するので良いと思います。すでにすべり部のL5/S1の椎間板腔が狭くなり、不安定性が少なくなっていますので、これから後、手術が必要な状態になっても、固定術のような大きな侵襲性のある手術ではなく、神経根の圧迫のみをとる低侵襲手術で対応できると思います。ですので、ご心配でしょうが、今のところは弟さんの希望通りになさるることが良いと考えます。手術治療に関していうなら、手術治療に対する患者さんの要求度、満足度は大変違いがあります。弟さんの場合、運動を含めた活動的な状態を維持することが生きがいになっているようですので、手術が常にそれを満足する結果をもたらすとは限りません。手術には不確定要素があります。
      以上、私見を述べさせていただきましたが、直接診察し、最新の画像検査などを検討しての話ではないので、あくまでも参考にとどめてくださいね。またわからないこと、不安なことがありましたら、このブログで質問してください。
      同様の悩みを持つ方々が全国に多くおられますので、参考となるようあなたの事例を個別対応ではなく、全国の方々と共有させていただきましたことをご理解ください。

  23. M.T. より:

    佐藤先生

    4月7日にCD(MRIデータ)を送らせていただきました。
    よろしくお願いいたします。

                 M.T.

    1. M.T.さんへ

       MRIとXPを検討しました。確かにL5/S1に分離スベり症を認めます。そのほか、腰椎は側弯変形を認めるなど脊椎症性変化が進んでいます。しかし、脊柱管狭窄症に関しては症状に関連するほどのものは認めません。症状に関連する所見としては、左L5/S1の椎間孔外狭窄の所見があります。症状はどのようなものでしょうか。左臀部や大腿・下腿外側部などに痛みやしびれ、いわゆる坐骨神経痛のような痛みはないでしょうか。どんな症状か、具体的に書いていただければ診断がし易くなります。画像所見があるから必ず症状があるわけではないので、どんな症状がどこにあるのかが診断するうえで重要になります。いづれにしても、5年前のデータですので、現在の状態を判断することには限界があり、不正確であることをお断りしておきますよ。

  24. M.T. より:

    M.T.  61才 女性 神奈川県

    佐藤先生
    少し時間がかかると思いますが手配いたします。ありがとうございます。

    1. M.T.さんへ
      了解しました。

  25. 積田まりこ より:

    後返信いただいてましたのに気づくのが遅くなってしまい申し訳ありません。
    MRIとCTの写真があるか確認してまたご連絡します。
    相談を見ていただきありがとうございました。
                      M.T.

  26. M.T. より:

    M.T.61才 女性 神奈川県
    58才の弟のことでご相談です。高校生の時から分離症があり、今は腰椎変形による脊柱管狭窄症と診断されたようです。最近痛みがひどいようです。
    以前、佐藤先生に手術していただいた友人のお義母様の話を聞きました。その後お元気にお過ごしのようです。
    診察をしてもらわないと手術が可能かわからないと思いますが、最近のレントゲン写真があります。見ていただくことはかのうでしょうか。

    1. M.T.さんへ
       58歳の弟さんが腰椎分離症と脊柱管狭窄症によるひどい痛みでお悩みとのことですね。一般的に腰椎分離症はL5に起こることが多く、その結果、L5/S1にすべりを伴うことが多いです。すべりを伴わないこともありますが。そしてL5/S1の椎間孔に狭窄が起こり、L5神経根が圧迫されて、坐骨神経痛(臀部や大腿外側部の痛み)や、すねの外側や足背に痛み・しびれを伴うことが多いです。また足の親指や足関節を反らす力が落ちることも多いです。どうでしょう、弟さんの症状もこのようなものでしょうか?この場合、レントゲン写真は情報が少ないため、MRIとCTが診断に必要ですが、手持ちがあるでしょうか?お聞かせ下さい。

      1. M.T. より:

        M.T.61才 女性 神奈川県

        佐藤先生

        弟に確認したところ5年前の記録はあるとのことでした。
        大分前になりますが大丈夫でしょうか。

                 

        1. M.T.(61歳、女性、神奈川県)さんへ
           5年前とは大分前ですね。その当時と現在の症状が余り違わないのであれば参考になるかもしれませんが、画像情報はCDですか、それとも印刷画像ですか?
          郵送あるいは宅配が必要であれば、札幌美しが丘脳神経外科病院の私宛に送ってくださいね。

  27. K.N より:

    K.Nです。本当にご丁寧でわかりやすいご回答ありがとうございました。心の不安が楽になりました。手術して頂いた先生に聞いても自信が有るのか、余り答えて頂けませんでした。只、手術前より、良くなっていれば良いでは無いですか、と言われます。それと予約制なので、一回受診すると、4ヶ月後になりなかなか相談が出来ませんでした。佐藤先生に相談出来て希望が持てる様になりまし。相談出来る所が有るのが、患者にとって本当に有り難い事です。。佐藤先生これからも、私と、沢山の腰椎患者難民を助けて下さい。この度はありがとうございました。

    1. K.N.さんへ
       出口の見えない不安を抱えることは、なんであれ辛いものですが、自分の体のことになるとなおさらです。脊椎変性疾患で悩み、苦しむ方々に、私の経験を役立てていただこうとブログで医療相談を行っています。これからも腰のことで不安になりましたら何なりとご相談ください。

  28. K.N より:

    佐藤先生K.Nです。しびれの件ですが、手術前から有り、手術直後は強かったのですが、今は手術前と同じ様に思います。右足のしびれは足裏全体ではなくて拇趾よりです。この症状も手術前と同じです。尚しびれ症状が出てから手術までは左足は1年、右足は、3ヶ月くらいです。又、お尻の方も軽いしびれと手術後の鈍痛が有ります。これは時間が経てば良くなりますでしょうか?

    1. K.N.さんへ
      ●L5神経根の圧迫・刺激による痛み・しびれなどの症状は、術後は臀部・大腿部から改善が始まります。これは脊柱管狭窄症でも椎間孔狭窄症でも同じです。さらに、その改善は徐々に脚から足背・親指、足底へと下がるように改善します。改善に一番時間がかかるのが足先ということです。しかし、発症から手術までの間に神経根の障害がどこまで進んだかで、術後に神経根が回復する速さ程度が異なります。つまり、長い期間にわたって神経根が圧迫されて障害が進んでしまった方では、術後の回復に時間がかかった上、最終的に回復が不十分な段階に留まります。つまり、脚や足に痛みやしびれが後遺症として残ります。
      ●あなたの場合、左足は障害期間として1年程ありますので、おそらく神経根の障害(麻痺)が進んでいたのではないでしょうか。一般的に、術後の神経機能の回復には、3~6ヵ月間を要します。ただし、しびれは、それ以上時間をかけて軽減することもあります。あなたの手術は12月ですので、少なくとも今年の6月までは改善が期待し得ると思います。
      ●また、右足にもしびれがでているということは、左と同じ事が右でも起こっている可能性があります。おそらく左は右同様に足からしびれが始まったのではないでしょうか。椎間孔狭窄症は片方から始まり、やがて両側になることが少なくありません。狭窄症に対する手術は、早すぎる必要はありませんが、遅すぎると術後の神経根の回復が不良になるので注意が必要です。なぜなら、手術は神経根が圧迫・刺激される状態を取り除いて、障害された神経根の快復力を引き出すことがその役割です。残念ですが、神経根の障害を元通りに治す手術は存在しないのです。
      ●これからの治療として、神経障害性疼痛の薬物治療を続けることです。これらの薬は術前には余り効果を発揮しませんが、手術で神経根を障害する原因が取り除かれれた後では、効果を発揮することが多いからです。
      ●最後に一言です。「一旦、脊髄や馬尾、神経根が障害されると、その後は不自由な手足と痛み、しびれの茨の道になる」。このことは、私のブログ「脊椎外科医の戦場」や「腰椎変性疾患の道しるべ」で繰り返し皆さんに啓発を繰返してきたことです。参考になれば幸いです。どうか、諦めず前向きに一歩、一歩踏み出して下さい。

  29. K.N. より:

    12月5日に椎間孔狭窄の手術をしました74歳の女性です。手術場初はL5 s1です。脚の痛みはほぼ取れていますかがまだ少し体重をかけると痛みがあります。医師は他の脊柱管狭窄は全く無いと言います。手術は成功していると言いますが、足のしびれが強くて歩くと足の裏が痛く感じます。椎間孔狭窄は左ですが、しびれは左足の甲、裏、右足の裏です。医者はしびれは良くならないと言いますが、一生こんな強いしびれと思うと気が滅入ります。佐藤先生これは治らない後遺症でしょうか?先生の所へ行きたいですが遠くて行けません。宜しくお願いしましす。

    1. K.N.さん
       左L5/S1の椎間孔狭窄症であれば、左L5神経根の症状になります。L5神経根が原因のしびれは、下腿外側部と足背、足底の足趾側に起こります。その他、坐骨神経痛を伴ったり、足関節や拇指を伸ばす力が落ちたりが起こります。あなたの症状は、L5神経根症状として矛盾しないと思います。術後に脚の痛みがほぼ取れたということですので、症状の原因部位はL5/S1椎間孔で間違いなかったようですし、L5神経根の圧迫を取る手術自体も適切であったように思われます。ところで、強いしびれは術前からありましたか、それとも術後に強くなったのですか? 右脚の裏にもしびれがあるようですが、足底全体ですか、それとも拇指側にありますか?また、これらの症状がでてから手術までの期間はどのくらいありましたか? これらの情報をもとに再検討してみます。

  30. m.z より:

    医療相談をしたいのですが、どこから書き込みすれば良いか教えて下さい。

    1. m.zさん

      医療相談の書き込みは、ホーム画面の(新)医療相談室をクリックすると、(新)医療相談室の画面に移動しますので、その画面の最下段に「お気軽にコメントしてください」とコメント欄がありますので、そこに相談内容を書いて送信をクリックして下さい。

  31. 6年以上前から臀部痛があり、座っていられません。助けて下さい。45歳/男 家族構成、妻、子供高校2年二人、中3一人です。6年以上臀部痛が続いてます。最初は梨状筋症候群かと思い色々な病院通いましたが原因不明。2020年10月運動器カテーテル治療行い、(53万円)現在の状況は座れなくて、昨年7月より毎日八時間立って仕事してましたが、9月よりついに仕事出来なくなり休職中です。尻の痛み(寝たり、立っているとまだまし)の度合いは日に日に悪く成っている。左尻が座ると症状強いですが、基本、両方の尻が痛いです。現在迄にやった治療は、各種コウマクガイブロック注射。更に仙腸関節ブロック注射をして有効性ありで仙腸関節のRF(熱凝固)を4回実施。仙骨ブロックも8回程度してますが薬切れると元に戻ってました。当方、愛知よりの岐阜県に住んでおります。MPSかと思いのTP注射の岐阜の名医も通いましたが改善せず。某大学の痛みセンターも一年待ちで行きましたが尻の筋トレしかないとのこと。医科大学のペインクリニックの先生は当初より(仙腸のRF迄してくれました)向き合って頂けており少々てずまりの感じでその大学病院で2週間程度入院して持続性硬膜外ブロックをしましたが、治らず、陰部神経神経にブロックし、多少効果ありでそこの麻酔科の先生も陰部神経痛ではないか?との判断です。熱凝固をして陰部神経を焼くということは、肛門、陰部の障害が残る可能性が大で出来ないと言われてしまいました。2021年4月からはペインクリニックと併用して仙腸関節ハイドロリリースの名医に通い殿部の筋膜リリースをしてますが改善しません。中殿皮障害と思い千葉の殿皮神経の名医も2021年9月に行きましたが、その可能性はひくいとのことです。当初から左腰の痛みがあり、そこから殿部痛になってます。(今も左腰は痛い時と無いときと波が有ります)もう、お医者様は通い尽くしので手立てがありません。何とか先生の脊椎鑑定で隠れ脊椎病とかを発見して貰いたく連絡させて頂きました。(脊椎も5月入院時MRIを撮ってますが異常無いとの判断です)この様な症状ですが見て頂けますでしょうか?宜しくお願い致します。

    1. hideyuki fukasawaさんへ

       長年、臀部痛に苦しんで来られたのですね。色々とその筋の専門家の治療を受けられたにも係わらず改善しなかったということは、なかなか診断の困難な病態であろうと思います。腰痛から臀部痛になったとありますが、大腿や下腿に痛みやしびれが発現したことはなかったのですかね。歩行には支障ありませんか?例えば、間欠性跛行はありませんか? 私が専門にする椎間孔狭窄病変では、臀部痛の患者が多いですが、6年以上の経過で臀部に限局する例は思いあたりません。臀部痛が中心でも、長い経過の中で、大抵の場合は大腿・下腿・足などに痛みやしびれが発現しています。あなたの症状が椎間孔病変と関係しているかどうかは、診察し画像検査を検討しなければなんとも言えません。もし、受診が可能であるのなら、能美市立病院脳神経外科まで受診をご検討ください。一度の受診で結果がでるようにいたします。それではお大事に。
      from SHUJI SATO

  32. A.O. より:

    H.M. 75歳 福岡県 女性(私の母です) 先生、ご無沙汰しております。以前15歳の娘が先生に手術をして頂きました。今回、母が昨年はじめより両上肢の痺れと歩行時のふらつきにて変形性頚椎症、今年7月より右の臀部・大腿裏の痛みにてL4腰椎辷り症、変形性腰椎症と診断されております。足の痛みが強く、歩行困難で、固定術による手術目的での紹介をすすめられております。先生のご高診をお願いしたくここにコメントさせて頂きました。

    1. H.M.75歳 女性 福岡県
      お久しぶりです。お母様の相談ですね。75歳ということですので、本当に固定術が必要か、それが問題だと思います。足の痛みや歩行障害はすべり症に合併した狭窄病変によりますので、狭窄病変に対する手術のみで対応できる可能性がありますね。現在、石川県の能美市立病院では外来診療のみを行い、手術は札幌美しが丘脳神経外科病院で行っています。先ずは診断が必要と思いますので、都合のよい方を選んでいただくと宜しいですよ。一度の受診で結論をだしたいと思いますので、能美市立病院の場合は予約をお願いします。わからないことがあれば、遠慮なくお尋ねください。それではお待ちしています。

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