2020年5月21日 / 最終更新日 : 2020年8月25日 neurosurgeon.sato 腰部脊柱管狭窄症 腰部脊柱管狭窄症は生活の質を損なう代表的疾患です。高齢化が進む我が国では、これからも増加していくと予測されます。まず正しい知識をもつことが病気克服の第一歩です。 腰部脊柱管狭窄症は老年期の病と考えられがちだが、決してそうではなく青壮年期にも発症する。病型は、片側下肢が痛む外側型、両側下肢のしびれと間欠性跛行の中心型、これらがミックスした混合型の三つがある。実際には、椎間板ヘルニア […]
2020年5月18日 / 最終更新日 : 2020年8月25日 neurosurgeon.sato 超外側型腰椎椎間板ヘルニア 超外側型の腰椎椎間板ヘルニアが見落とされていた40代の男性 腰椎椎間板ヘルニアの正確な診断は難しい! 腰椎変性疾患には診断の見落としのため原因不明とされてしまうものが多数あります。その代表格が超外側型椎間板ヘルニア(最外側型ともいう)です。紹介するケースは他の医療機関で原因がはっ […]
2020年5月17日 / 最終更新日 : 2020年8月25日 neurosurgeon.sato 発育性腰部脊柱管狭窄症 原因不明とされた30代女性の腰部脊柱管狭窄症の患者 -なぜ原因不明とされたか- 腰椎変性疾患は原因不明とされることがしばしば起こります。その原因は色々ありますが、今回は比較的多い脊柱管狭窄症に関係したケースを紹介します。 患者:30代女性。3年前にL5/S1の椎間板ヘルニアの手術を受けた。1年前から […]
2020年5月12日 / 最終更新日 : 2020年8月27日 neurosurgeon.sato 腰椎椎間板ヘルニア 臨床ステージによる腰椎椎間板ヘルニアの治療 1.はじめに 腰椎椎間板ヘルニアの治療は、大きく保存治療と手術治療に分かれます。それぞれに多くの治療法があり、それらの治療効果を単純に比較することはできません。治療は理論と経験による裏付けが必要ですが、これらが両立する治 […]
2020年5月10日 / 最終更新日 : 2020年8月27日 neurosurgeon.sato 腰椎椎間板ヘルニア 腰椎椎間板ヘルニアの臨床ステージ(私案)を理解して治療に望むことが重要! 1.はじめに 椎間板ヘルニアがなぜ発生するかについては明確な答えはありませんが、先天的要因と後天的要因の両者が関係していると考えられています。先天的要因とは、生まれ持った椎間板の脆弱性であり(ヘルニアは家族性に発生するこ […]
2020年5月6日 / 最終更新日 : 2020年5月23日 neurosurgeon.sato 変性すべり症 腰椎変性すべり症:MD法除圧術 78歳 女性 高度脊柱管狭窄を伴う変性すべり症 術前MRI・CT 術後MRI・CT ポイント:高齢者のすべり症は、すべりの程度にかかわらず不安定性は軽いか殆どみられないので、狭 […]